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体はちょっとしたことで効果を感じられたり、改善できたりします。

2024.04.15 ◆GW期間中の診療時間について◆

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
 
ゴールデンウィーク期間中の診療についてご案内いたします。
 
4/29(月) 10:00~15:00 
4/30(火)~5/2(木) 10:00~20:30
5/3(金) 10:00~15:00
5/4(土) 10:00~15:00
5/5(日) 10:00~14:00 日曜診療

5/6(月) 10:00~15:00
上記の日程となります。
 
GW期間中の診療時間変更に伴い、すでにご予約が入り始めております。
 
お手数おかけしますが、お問い合わせはお早めにお願い致します。
 
アクア鍼灸整骨院 錦糸町院

2024.04.10 呼吸の重要性パート2

横隔膜は、脊柱の安定性に寄与する重要な筋肉群の一部であり、同時に主要な呼吸筋でもあります。

横隔膜は体幹の一部でありながら、呼吸機能だけでなく姿勢維持、脊柱の減圧、体液の流動性、内臓機能の安定、情動の制御、そして消化など、さまざまな機能を担っています。

横隔膜は複雑な構造を持ち、胸骨部、肋骨部、腰椎部に分けられます。その形状はドーム状であり、筋収縮によって下降し、吸気を可能にします。呼気の際には遠心性の収縮で上昇し、空気を肺から押し出します。横隔膜は静止時呼吸の大部分の仕事量を担いでおり、他の筋肉群との協調によって効果的な呼吸の「ポンプ」を形成します。

このポンプ機能は、胸腔と腹腔のバランスが保たれている場合には問題なく機能しますが、特定の疾患や疾慢、そして精神的なストレスによって変化することがあります。その変化は、運動制御や姿勢維持、呼吸機能に不可欠な横隔膜を含む腹横筋や骨盤底筋群の機能低下に関連し、腰痛や腰部の怪我につながる可能性があります。

要するに、横隔膜は単なる呼吸筋だけでなく、体の安定性や機能維持に重要な役割を果たす複合的な筋肉であり、その機能の変化は様々な健康上の問題に影響を与える可能性があります。

横隔膜は、姿勢維持や運動制御の安定性に貢献し、同時に呼吸機能も維持します。呼吸のポンプ機能により、横隔膜と腹壁の筋肉群は胸腔と腹腔に圧力をもたらし、脊柱の安定化に寄与します。特に、横隔膜の緊張により腹腔内圧が高まれば、腰椎の剛性が高まると報告されています。従って、横隔膜の役割を無視することなく、姿勢維持や呼吸機能の正常化が重要です。特にアスリートのパフォーマンス向上を考える際には、体幹トレーニングに横隔膜の役割を組み込むことが必要です。

腰痛患者の場合、最近の研究では、横隔膜が健常者に比べて薄く、呼吸のテンポも早いことが示されています。また、腰痛患者は吸気時に横隔膜の下降が小さく、活動域も制限される傾向があります。さらに、エコー検査では、腰痛患者の横隔膜が健常者に比べて薄く、四肢に対する負荷に対して十分なコントロールができていないことが示されています。

したがって、腰痛患者に対するアプローチでは、横隔膜の厚さや腹壁との協調性を回復させることが重要です。ただし、横隔膜の直接的なコントロールは難しいため、胸郭の形状変化に着目する必要があります。特に肋骨の内旋運動が重要であり、これによって横隔膜のドームの上昇と下降が制御されます。適切な姿勢や呼吸パターンの訓練を通じて、横隔膜の機能を改善し、腰痛の改善につなげることが重要です。

呼吸に対するアプローチ方法は、横隔膜の機能を正常化し、呼吸のポンプを構築することに焦点を当てる。これにより、体幹の安定性や腰痛患者の状態改善が期待される。以下はそのアプローチ方法の概要である。

  1. アンチパラドックス呼吸:

    • 胸郭と腹腔を同時に膨らませ、呼気時には同時に萎むようにする。
    • 吸気:吸う 1、呼気:吐く 3、止める 1のテンポでゆっくりとした呼吸を行う。
    • 仰臥位、座位、立位で実施可能。
  2. 肋骨内旋呼吸:

    • 仰臥位で、肋骨の外旋と内旋を意識する。
    • 呼気時に特に肋骨の内旋を促し、次の吸気に移る。
    • アンチパラドックス呼吸と同じ呼吸テンポを使用。

これらのエクササイズは、正常な呼吸パターンを促進し、横隔膜の機能を改善することに焦点を当てている。特に肋骨内旋呼吸では、胸郭と腹腔の間の適切な圧力の受け渡しを助けるために、肋骨の内旋能力を向上させることが重要である。これらのエクササイズは、横隔膜の位置と活動を意識的に調整し、呼吸のポンプ機能を最適化するのに役立つ。

 

上記のアプローチなどをジムの方でアプローチさせていただき、より一層お身体のお悩みが改善するように取り組んでいきます。

2024.03.07 筋トレすると足が太くなる?

こんにちは

今日は、テーマである『運動すると足が太くなる』という説に対して、私の考えをお伝えしていきます。

 

【誤解1】 トレーニングをすることで足って太くならない?

女性は男性ホルモンが少ないので、筋トレによって筋肉を肥大させることが、かなり難しい。男性ホルモンは、筋肉の”設計図”のような役割があり、男性ホルモンが少ない女性が筋肉を太くさせるには、負荷が非常に高いトレーニングが必要になる。「女性のボディビルダーは、非常に負荷の高いトレーニングを行っていますが、それでも男性のボディビルダーと同じサイズの筋肉になることは難しいです。また、女性の競輪選手やスキー、スケートの選手の太ももは確かに太いですが、その筋肉は過酷なトレーニングを繰り返して作り上げているものです」ですので、少しやった程度で太くなるということはないと言えます。

 

【誤解2】 足がむくみやすいので、トレーニングできません。

まず、脚のむくみはどのようにして起こるのだろうか。脚の静脈の中を血液が重力に逆らって流れるためには、筋肉が血管の周りで収縮・弛緩を繰り返して、血液を押し出すことが欠かせない。筋力が衰えると、その効果が小さくなるので、血液が滞りがちになり、脚がむくみやすくなるのだ。つまり、「脚がむくみやすい人ほど、筋トレをして脚の筋力をつけることが大切です」

 

【誤解3】おなかや腕周りだけ部分痩せはできる?

結果から言うと、まず無理です。脂肪は、体がいざというときのためにとっておくエネルギー源。気になる部分のトレーニングをしても、そこについている脂肪が優先的に使われるということはない。そして、脂肪を燃焼しやすい体にするためには、筋トレによって筋肉量を増やし、基礎代謝を上げておくことが大切だ。「実は、筋肉量を増やすことが目的ならば、二の腕周辺やおなかの筋肉をトレーニングしても効率が悪いのです。下半身にある大きな筋肉をトレーニングで動かしたほうが、ずっと速く筋肉量を増やすことができます」

 

【誤解4】テレビやメディアで紹介されている健康法

歩くという行為は、普段の生活とあまり変わらない。仮に職場への通勤で一つ手前の駅で降りて普通に歩いたとしても、筋肉への刺激が少なく、消費カロリーもそれほど多くない。「一つ手前の駅で降りて歩く」のように、よかれと思ってやっているのに、負荷が低くて効果が薄い運動はたくさんある。健康のためには、この「運動してるつもり」を解消して、筋肉に刺激が入るような運動を行わなければならない。「少し息が上がる程度でできないのであれば、効果はほぼないので、やらなくていいとお伝えしています。」

 

【誤解5】 運動すると疲れる

「運動すると疲れるのが嫌だという人がいますが、運動は疲れるからこそ健康につながる」というのも、世の中が便利になってきて、日常生活で疲れる機会が減っているからだという。今や仕事の連絡もほとんどがメール。買い物も、パソコンやスマートフォンで注文すれば、自宅に届く時代。「これからリモートワークが普及すると、日常生活の活動量がさらに低下する恐れがあります。確かに、満員電車に乗らないで済むのはメリットかもしれませんが、一日のほとんどを椅子に座ったまま過ごして、食事もネットで注文して、誰とも会わずに会話もしないなどということになったら……。これでは、生活習慣病やうつ病が心配になります

 

【誤解6】 ヨガをやっています!(女性に多い気がします。)

運動というと「ヨガ」を思い浮かべる女性も多い。ただ、中野さんによると、ヨガでは筋トレや有酸素運動の代わりにはならないという。「ヨガだけではそうした悩みは解決できないと思うのです」もちろん集中力や体の基礎機能を高めるためには非常にいいものだと思います。しかし、「私としては筋トレもお勧めします。もちろん、ヨガを否定しているわけではありません。健康のために行うのであれば、筋トレや有酸素運動と併せて取り入れてほしいです

ぜひ当院のジムへ来ていただき 合わせ技を行いより健康的になりましょう!

ご予約はこちらから

 

https://aqua-seikotsuin.com/

2024.02.19 転倒のケガを防ごう! 錦糸町アクア鍼灸整骨院

週末、都内でまた雪の予報が出ていますね。

寒暖差が激しく体調を崩しやすくなるので気をつけて下さい。

もし雪が降った時のために転倒しないための歩き方を紹介します。

 

①小さい歩幅で歩きましょう

歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。

②靴の裏全体を地面につけて歩きましょう!

体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう。(摩擦係数の高いゴム長靴等)

 

転んだ時のために、帽子や手袋をするなど、身に着ける物の工夫も安全対策の一つです。
両手をポケットに入れて歩いたり、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。
また、屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、屋根にも目を配り歩きましょう。特に、暖かい日は注意が必要です。

 

もし、転んで痛みが出てしまったらまず当院にご相談ください。

2024.02.17 腰部脊柱管狭窄症とは?整骨院での治療方法と予防法 錦糸町アクア鍼灸整骨院

こんにちは、錦糸町アクア鍼灸整骨院です!腰部脊柱管狭窄症についてご存知ですか?腰の痛みやしびれ、下肢の弱りなどを引き起こすこの症状は、日常生活に影響を与えることがあります。今回は、腰部脊柱管狭窄症について詳しくお伝えし、整骨院での治療方法や予防法についてもご紹介します。

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症は、腰椎の脊柱管が狭くなり、神経や脊髄が圧迫される状態を指します。この狭窄が進行すると、腰部や臀部から下肢にかけて痛みやしびれ、さらには筋力低下が生じることがあります。加齢や椎間板の変性、脊柱管の骨化などが主な原因とされています。

症状と影響

腰部脊柱管狭窄症の主な症状には、腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれ、長時間歩行後の足のしびれや弱り、または長時間座っていると腰や臀部に痛みが生じるなどがあります。これらの症状は、日常生活や仕事の遂行に支障をきたすことがあります。

整骨院での治療方法

当院では、腰部脊柱管狭窄症の治療に幅広く取り組んでいます。主な治療方法としては、以下のようなものがあります:

  1. 施術:関節の調整やストレッチによって、脊柱のバランスを整え、神経や脊髄の圧迫を軽減します。

  2. 運動療法:ストレッチやエクササイズを通じて、筋力や柔軟性を向上させ、適切な姿勢や身体のバランスを保つことができます。

予防法と日常生活への影響

腰部脊柱管狭窄症の予防には、適切な姿勢の保持や運動が重要です。また、ストレスや過度の負荷を避け、体重の管理にも気を配ることが大切です。定期的なストレッチやエクササイズ、そして定期的な整骨院での受診も、脊柱の健康をサポートするために役立ちます。

まとめ

腰部脊柱管狭窄症は、日常生活に影響を与えることがありますが、早期の治療と適切なケアを行うことで、症状の改善や進行の抑制が可能です。自身の身体の変化に敏感に気づき、専門家の助言を受けながら、健康な生活を送るために努めましょう。錦糸町アクア鍼灸整骨院では、皆さまの健康と快適な生活をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

2024.02.15 足関節インピンジメント症候群 錦糸町アクア鍼灸整骨院

足関節インピンジメント症候群(足関節閉塞症候群とも呼ばれます)は、足関節の周囲の組織が異常な圧迫や摩擦によって損傷され、それによって痛みや運動制限が引き起こされる状態です。この症候群は、足関節の内部や周囲の組織に異常な圧迫が生じることで引き起こされると考えられています。

原因:

  1. 骨棘(スプロンツ):

    • 足関節の周囲に骨棘が形成されることがあります。これは、足関節の異常な形状や骨の成長異常によって引き起こされる場合があります。
  2. 軟部組織の炎症:

    • 腱、靭帯、筋肉などの軟部組織が過度の負荷や繰り返しの動きによって炎症を起こすことがあります。これにより、これらの組織が足関節の周囲で圧迫される可能性があります。
  3. 軟骨の損傷:

    • 足関節の関節軟骨が損傷することがあります。これは、関節内の異常な摩擦や負荷によって引き起こされることがあります。
  4. 外傷:

    • 足関節の怪我や外傷が、組織の炎症や損傷を引き起こすことがあります。

症状:

  1. 痛み:

    • 足関節の周囲や底部に局所的な痛みを感じることがあります。この痛みは通常、動作時や負荷がかかったときに増加します。
  2. 可動域の制限:

    • 足関節の屈曲や回旋運動が制限されることがあります。このため、日常生活やスポーツ活動での動作が困難になることがあります。
  3. 腫れや熱感:

    • 炎症が存在する場合、足関節周囲に軽度の腫れや熱感が生じることがあります。
  4. 不安定感:

    • 足関節が不安定に感じられ、安定性が低下することがあります。

診断と治療:

  1. 診断:

    • 医師は、症状の詳細な評価と身体検査を行い、X線、MRI、CTスキャンなどの画像検査を使用して診断を確定します。
  2. 治療:

    • 保守的な治療:
      • 安静と保護:痛みを軽減するために、足関節を安静に保ちます。
      • 物理療法:ストレッチング、強化運動、マニュアルセラピーなどが行われます。
      • 薬物療法:痛みや炎症を抑えるために、NSAIDsや痛み止めが使用されます。
    • 手術:
      • 保守的な治療が効果的でない場合、手術が検討されることがあります。手術は、異常な組織の除去や再構築を行います。

予防:

  • 適切な運動やストレッチングを行い、足関節周囲の柔軟性や強度を維持します。
  • 過度の負荷や反復的な動作を避け、適切な休息とリカバリーを確保します。

(足関節閉塞症候群とも呼ばれます)は、足関節の周囲の組織が異常な圧迫や摩擦によって損傷され、それによって痛みや運動制限が引き起こされる状態です。この症候群は、足関節の内部や周囲の組織に異常な圧迫が生じることで引き起こされると考えられています。

原因:

  1. 骨棘(スプロンツ):

    • 足関節の周囲に骨棘が形成されることがあります。これは、足関節の異常な形状や骨の成長異常によって引き起こされる場合があります。
  2. 軟部組織の炎症:

    • 腱、靭帯、筋肉などの軟部組織が過度の負荷や繰り返しの動きによって炎症を起こすことがあります。これにより、これらの組織が足関節の周囲で圧迫される可能性があります。
  3. 軟骨の損傷:

    • 足関節の関節軟骨が損傷することがあります。これは、関節内の異常な摩擦や負荷によって引き起こされることがあります。
  4. 外傷:

    • 足関節の怪我や外傷が、組織の炎症や損傷を引き起こすことがあります。

症状:

  1. 痛み:

    • 足関節の周囲や底部に局所的な痛みを感じることがあります。この痛みは通常、動作時や負荷がかかったときに増加します。
  2. 可動域の制限:

    • 足関節の屈曲や回旋運動が制限されることがあります。このため、日常生活やスポーツ活動での動作が困難になることがあります。
  3. 腫れや熱感:

    • 炎症が存在する場合、足関節周囲に軽度の腫れや熱感が生じることがあります。
  4. 不安定感:

    • 足関節が不安定に感じられ、安定性が低下することがあります。

治療:

    • 保守的な治療:
      • 安静と保護:痛みを軽減するために、足関節を安静に保ちます。
      • 物理療法:ストレッチング、強化運動、マニュアルセラピーなどが行われます。
      • 薬物療法:痛みや炎症を抑えるために、NSAIDsや痛み止めが使用されます。
    • 手術:
      • 保守的な治療が効果的でない場合、手術が検討されることがあります。手術は、異常な組織の除去や再構築を行います。

予防:

  • 適切な運動やストレッチングを行い、足関節周囲の柔軟性や強度を維持します。
  • 過度の負荷や反復的な動作を避け、適切な休息とリカバリーを確保します。
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