アクア辞典
TOP > アクア辞典
体はちょっとしたことで効果を感じられたり、改善できたりします。

2023.10.19 シンスプリントのお悩み解決!  錦糸町アクア鍼灸整骨院

シンスプリントとは

シンスプリントは、スポーツ障害の一種で、ランニングやジャンプのような足着地の動作によって脛骨(すねの骨)の内側に痛みが生じる状態です。この症状は過労性脛部痛、脛骨疲労性骨膜炎、または脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。特に多い競技は、陸上競技(中・長距離走)、バスケットボール、サッカー、バレーボールなどで、ランニングやジャンプ、切り返しのような動作が頻繁に行われる競技に見られます。

シンスプリントの発生要因

シンスプリントは、主にランニングやジャンプなどの着地動作によって、脛骨(すねの骨)につながる筋肉(ヒラメ筋や後脛骨筋、長趾屈筋など)が下腿筋膜を介して骨膜を引っ張ることで発生します。つまり、足の着地の際に筋肉が繰り返し脛骨の骨膜にストレスをかけ、それが炎症を引き起こす障害です。

シンスプリントの発生要因は大きく2つあります。内的要因として、足部形態異常(例:扁平足や回内足)、筋肉の柔軟性低下、足関節の可動域低下、筋力低下(特にヒラメ筋やヒラメ筋の内側)などが挙げられます。また、外的要因としては、適切でないシューズの使用、練習環境(たとえば、硬いアスファルトの上での練習)、練習内容や強度、特に走り込みが多い時期や新たに始めた時期なども要因となります。

シンスプリントの症状

シンスプリントの症状は、すねの内側に徐々に圧痛が現れ、運動時の痛みや腫れが主な症状となります。足を曲げる筋肉の動作に抵抗があると痛みが強くなりますが、適切な休息を取ると痛みは減少する傾向があります。

症状の進行は、以下のように段階的に分類されます。

Stage1 運動後にのみ痛む。
Stage2 運動中に痛みがあるが、パフォーマンスに影響はない。
Stage3 運動中に痛みがあり、パフォーマンスが低下する。
Stage4 安静時にも、慢性的な持続する痛みがある。

2023.10.19 ジュニア世代に多いかかとの痛み 錦糸町アクア鍼灸整骨院

ダウンロード

かかとが痛い病気? シーバー病

シーバー病(セーバー病)は、成長期の子供たちによく見られる足の問題の一つです。

この病気の主な原因は、かかとの部分にある踵骨骨端核周りでの炎症です。

子供たちのかかとには、大人に比べて柔らかい部分があります。これは「成長軟骨」と呼ばれます。

大人になると、この軟骨は硬くなり、踵骨骨端核と一緒にひとつの固い骨になります。

シーバー病では、かかとの踵骨にアキレス腱がついています。スポーツや運動などで足に負担がかかり続けると、この部分で炎症が起こります。

主な症状は、かかとの痛みです。特にスポーツをするときに痛みが出ることが多いです。

 

かかとの痛みが運動後に現れ、押さえたり歩くときにも感じられ、かかとが時折腫れたり熱を持つことがある場合、これはシーバー病(セーバー病)の典型的な症状です。

この疾患によるかかとの痛みは、子供たちが足に負担をかけるスポーツや活動の後によく現れます。

痛みを感じる子供たちの中には、かかとの痛みを軽減するためにつま先立ちで歩こうとすることもありますが、これはかかとの状態を改善するのではなく、悪化させる可能性があるため、お子さんには運動を控えるようアドバイスすることが大切です。

 

シーバー病の原因として以下のような要素があげられます。

  • 10歳前後の成長期の子供
  • 特に男児
  • サッカー、バスケットボール、トラック競技、クロスカントリー、体操など繰り返しのランニングとジャンプが求められるスポーツ
  • 長時間あるいは一年中の運動
  • 摩耗した靴やフィット感の悪い靴
  • 足アーチの低下、扁平足、内反足など

かかとが痛いと感じる場合の対処法

かかとが痛いと感じる場合、サッカーの練習は休むことが1番の対処法となります。

痛みを軽減するために靴にインソールを使用したり、テーピングサポーターを使用したりすることで、休むことなく治すこともできないわけではありません。

しかし、痛みが残る状態でのプレーは、完治までに時間がかかる可能性があります。

また、痛みが伴う状態でプレーしても思ったようなプレーができず、サッカーを楽しむこともできません。 そのため基本的には練習を休み、治療に専念するようにしましょう。

 

まずは当院にお問い合わせください!