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体はちょっとしたことで効果を感じられたり、改善できたりします。

2025.05.08 【症例紹介】長時間運転と腰〜足の痛み。その原因は「〇〇〇」が使えていなかった

40代・男性、職業はタクシー運転手。主訴は「坐骨神経痛でお尻から足先までのしびれや重だるさ」とのこと。

10年以上前から症状があり、学生時代には腰椎分離症と診断された既往歴もある方です。

「坐骨神経痛が辛くて困っている」という患者さんは当院でも比較的多く来院されます。

しかし、一つに坐骨神経痛と言っても、原因はさまざま。

今回のケースでは、問診と徒手検査から、坐骨神経痛とは異なる原因による症状でした

 


▼検査で見えてきた「股関節機能不全」のサイン

❏ ブラガードテスト:陰性

→ 坐骨神経の滑走障害は見られず、神経由来のしびれの可能性は低い。

❏ Thomas(トーマス)テスト:陽性

→ 腸腰筋の短縮・硬化が疑われ、骨盤の前傾・腰椎前弯の増加を引き起こしている。

❏ ASLRテスト(アクティブ・ストレートレッグレイズ):陽性

→ インナーマッスル(特に腹横筋・骨盤底筋群)がうまく機能しておらず、腰部が不安定。

❏ 大殿筋機能テスト:陽性(機能不全)

→ 本来は大殿筋が担うべき股関節の伸展・外転動作を、中殿筋が代償していた。

 


▼中殿筋がオーバーワークになる仕組み

この方は、特に右の腸腰筋が硬く股関節の内旋制限が強いため、体重を左に逃がすクセがついていました。その結果、左の中殿筋に持続的な負荷がかかり続けていたと推測されます。

中殿筋への**超音波療法(左右3分)**を行ったところ、10段階中10あった症状が、3まで軽減。症状は緩和しましたが、根本的には以下のような連鎖が問題です:

 ● 腸腰筋のタイトネス → 骨盤前傾・腰椎前弯の増強

 ● 大殿筋の機能低下 → 中殿筋の代償活動(オーバーユース)

 ● 股関節を正しく使えず、結果的に腰や足に負担がかかる

 


▼痛みを取るだけでは再発する。その理由と対策

症状の軽減は一時的であり、根本改善には“正しい股関節の使い方”を再学習することが不可欠です。

当院では、以下のようなアプローチを指導しました:

✅ セルフケア

 ・中殿筋のマッサージを、テニスボールや野球ボールを使って実施
 ・症状が強くなる前に、筋膜リリースで状態をコントロール

✅ 中長期的戦略

 ・腸腰筋と大殿筋の柔軟性・機能の回復
 ・骨盤の安定性向上(インナーマッスルの活性化)
 ・正しい股関節伸展動作の再学習

 


▼“過去の症状歴”が今をつくる

今回のように、「中学生のときの分離症」「長年の運転習慣」「代償動作のクセ」など、過去の履歴や生活習慣が症状の原因になることは少なくありません

当院では、単に症状を抑えるだけでなく、その症状がどうやって“出来上がってしまったか”を読み解くことに重きを置いています。

 


🎯まとめ

 ● 長時間運転により、中殿筋が代償してオーバーワーク状態に

 ● 症状軽減には、腸腰筋・大殿筋・股関節の機能回復が必須

 ● 再発予防のため、セルフケア+動作改善+姿勢修正の三本柱で対応

 

慢性的な腰や足の不調、再発を繰り返すしびれや違和感にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。身体の「歴史」を丁寧にひもとき、根本的な改善に導きます。

 


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2025.04.11 腰痛の原因は“座りっぱなし”?デスクワーカーが知るべき正しい対策

「また今日も腰が痛い…」そんなあなたへ

毎日座って仕事をしていると、夕方になるころには腰が重くて立ち上がるのもつらい。
そんな経験、ありませんか?

「姿勢に気をつけているのに治らない」
「ストレッチや湿布をしてもすぐ戻ってしまう」

それは、本当の原因にアプローチできていないからかもしれません。
今回は、デスクワークによる腰痛の根本原因と、今日から始められる改善のヒントをお伝えします。

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デスクワーク腰痛の3大原因

1. 長時間の座り姿勢がもたらす影響

座りっぱなしの姿勢は、腰にかかる圧力が実は立っている時より大きいとされています。
特に、骨盤が後ろに傾いた状態が続くと、腰椎にかかるストレスが増加します。

2. 前かがみ・猫背による負荷集中

モニターに顔を近づけたり、書類を見るために背中を丸めていませんか?
その姿勢が背骨にゆがみを作り、腰回りの筋肉に緊張を与え続けてしまうのです。

3. 血流の悪化による筋肉のこわばり

筋肉は血流が悪くなると硬くなり、痛みの原因となる「トリガーポイント(筋硬結)」を生むことがあります。
座り続けて動かないことで、腰まわりの筋肉がまさにその状態になりやすいのです。

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一般的な腰痛対策が効かない理由

「腰を温める」「軽くストレッチをする」などの方法で一時的に楽になることはあります。
しかし、それでは根本原因である「関節の動きの悪さ」や「筋バランスの崩れ」までは改善できません。

当院では、表面的な症状ではなく、**“なぜ腰に負担が集中しているのか”**という構造面に着目しています。

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専門家による根本改善アプローチ

当院ではまず、姿勢・動作の評価を行い、腰痛の原因を明確にします。
そのうえで、
 • 骨盤や背骨の動きを引き出す整体
 • 負担のかかりにくい姿勢づくりのサポート
 • ご自宅や職場でもできるセルフエクササイズ

などを組み合わせて、「自分で腰痛をコントロールできる体」へと導きます。

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今すぐできるセルフチェック

デスクワーク中、次のような姿勢になっていませんか?
 • 背中が丸く、椅子の背もたれに寄りかかっている
 • お尻が前にずれて骨盤が寝ている
 • 頭が前に出て、首や肩もつらい

ひとつでも当てはまる場合は、骨盤が安定せず腰に負担がかかっている可能性があります。

【対策の一例】
→ 椅子の奥までしっかり座り、骨盤を立てるイメージで座るだけでも腰の負担は変わってきます。
→ 30分に1回は立ち上がるか、座りなおすことを習慣にしましょう。

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まとめ:腰痛は「放置」より「改善」へ

腰痛は我慢していると慢性化し、治りにくくなるだけでなく、生活の質も下がってしまいます。
「このままではまずいかも」と思った方は、まずはご相談ください。

当院では、一人ひとりの原因を見極めた上で、根本的な改善を目指すプランをご提案します。

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2025.04.07 デスクワークによる腰痛を改善するために知っておくべき3つのポイント

長時間のデスクワークで腰痛に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特に30〜40代のデスクワーカーは、座りっぱなしの時間が長いため、腰への負担が大きく、腰痛を引き起こしやすい傾向にあります。ここでは、デスクワークによる腰痛を改善するために知っておくべき3つのポイントを解説します。

                                                 

1. 腰痛の原因を徹底的に理解する

デスクワークによる腰痛の原因は、長時間座り続けることによる姿勢の悪化です。特に、以下のような原因があります。

  •  ● 猫背姿勢
     長時間パソコンに向かっていると、前かがみになりやすく、猫背姿勢が習慣化してしまいます。この姿勢が腰に過度の負担をかけ、痛みを引き起こします。

  •  ● 反り腰
     椅子に座る際に腰を反りすぎることで、腰椎に圧力がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

  •  ● 筋肉の硬直
     座りっぱなしの時間が長くなることで、腰周りの筋肉が硬直し、柔軟性を失います。この硬直が痛みを引き起こす原因となります。

腰痛を改善するためには、まずこれらの原因をしっかり理解することが重要です。

                                                           

2. デスクワーク中の正しい姿勢を意識する

デスクワークによる腰痛を予防するためには、日常的に正しい姿勢を保つことが大切です。以下のポイントを参考にして、姿勢を改善しましょう。

  •  ● 背筋を伸ばす
     デスクワーク中は、常に背筋を伸ばして座り、肩をリラックスさせます。椅子に深く座り、足を床にしっかりとつけるようにしましょう。

  •  ● 腰のサポートを確保する
     椅子の背もたれが腰をしっかり支える位置に座り、必要に応じて腰用のクッションを使用すると効果的です。

  •  ● 休憩と姿勢のリセット
     1時間に1回は席を立って軽く体を動かしましょう。立ち上がって伸びをすることで、腰への負担を軽減できます。

                                           

3. 腰痛を予防するストレッチとエクササイズ

デスクワークで凝り固まった腰をほぐすためには、ストレッチやエクササイズが非常に効果的です。以下の簡単なストレッチを試してみてください。

  •  ● 腰回しストレッチ
     両手を腰にあて、ゆっくりと腰を回すストレッチです。時計回り、反時計回りにそれぞれ10回ずつ行います。このストレッチは腰周りの筋肉をほぐすのに役立ちます。

  •  ● 膝を胸に引き寄せるストレッチ
     仰向けに寝て、片膝を胸に引き寄せます。30秒間キープした後、反対側も同様に行いましょう。このストレッチは、腰の筋肉を伸ばし、柔軟性を高める効果があります。

  •  ● 座りながらできるストレッチ
     椅子に座ったままできるストレッチもおすすめです。足を床につけたまま、片足を前に伸ばし、足首を反らせて20秒間キープします。これを左右交互に行うことで、腰の筋肉が伸びてリラックスします。

                                              

まとめ

デスクワークによる腰痛は、姿勢改善やストレッチ、適度な休憩によって予防・改善が可能です。これらの方法を実践することで、腰への負担を減らし、痛みを軽減できます。毎日の習慣として取り入れることが、腰痛予防への第一歩です。

腰痛に悩んでいる方は、まずはこの記事で紹介した簡単な方法を試してみてください。また、もっと詳しいアドバイスが必要な方は、専門家に相談するのも一つの方法です。

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2025.04.04 デスクワーカー必見!腰痛を引き起こす4つの原因と今すぐできる対策

なぜデスクワーカーは腰痛になりやすいのか?

デスクワーカーの多くが悩む「腰痛」。

あなたも長時間のデスクワークで腰の痛みを感じたことはありませんか?

実は、その腰痛の多くは「腰に持続的な負担がかかっていること」が原因です。

単なる疲れではなく、日々の姿勢や生活習慣の影響で、腰に負担が蓄積されているのです。

では、なぜデスクワーカーは腰痛になりやすいのか? その主な原因を4つ解説します。

 


デスクワークが腰痛を引き起こす4つの理由

1. 運動不足

長時間座り続けることで、日常的に体を動かす機会が減ります。

その結果、腰回りの筋肉が固まり、血流が悪化。

筋肉の柔軟性が失われ、腰に負担がかかりやすくなります。

 

2. 柔軟性の低下

運動不足が続くと、股関節や背骨の柔軟性も低下。

特に、股関節が硬くなると腰がうまく動かせず、代わりに腰の筋肉に負担が集中します。

その状態が続くと、腰痛のリスクが高まります。

 

3. 筋力低下

腰を支えるインナーマッスル(体幹)が弱ると、姿勢を維持するのが難しくなります。

結果的に、腰の関節や靭帯に過剰な負荷がかかり、痛みの原因になります。

 

4. 猫背・前かがみ姿勢

長時間パソコン作業をしていると、背中が丸くなり、肩が前に出た姿勢になりがち。

この姿勢が続くと、腰椎(腰の骨)への負担が増し、慢性的な腰痛を引き起こします。

 


デスクワーカーの腰痛を防ぐには?

デスクワーク中の姿勢や生活習慣を少し意識するだけで、腰痛のリスクを大幅に減らせます。

正しい座り方を意識する(骨盤を立てる、椅子の高さを調整する)

1時間に1回は立ち上がって軽いストレッチをする

腰を支える筋肉(インナーマッスル)を鍛える

腰痛は「座り方」と「体の使い方」を変えるだけで改善するケースが多いです。

次回は「正しい座り方」について詳しく解説します。

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2024.04.10 呼吸の重要性パート2

横隔膜は、脊柱の安定性に寄与する重要な筋肉群の一部であり、同時に主要な呼吸筋でもあります。

横隔膜は体幹の一部でありながら、呼吸機能だけでなく姿勢維持、脊柱の減圧、体液の流動性、内臓機能の安定、情動の制御、そして消化など、さまざまな機能を担っています。

横隔膜は複雑な構造を持ち、胸骨部、肋骨部、腰椎部に分けられます。その形状はドーム状であり、筋収縮によって下降し、吸気を可能にします。呼気の際には遠心性の収縮で上昇し、空気を肺から押し出します。横隔膜は静止時呼吸の大部分の仕事量を担いでおり、他の筋肉群との協調によって効果的な呼吸の「ポンプ」を形成します。

このポンプ機能は、胸腔と腹腔のバランスが保たれている場合には問題なく機能しますが、特定の疾患や疾慢、そして精神的なストレスによって変化することがあります。その変化は、運動制御や姿勢維持、呼吸機能に不可欠な横隔膜を含む腹横筋や骨盤底筋群の機能低下に関連し、腰痛や腰部の怪我につながる可能性があります。

要するに、横隔膜は単なる呼吸筋だけでなく、体の安定性や機能維持に重要な役割を果たす複合的な筋肉であり、その機能の変化は様々な健康上の問題に影響を与える可能性があります。

横隔膜は、姿勢維持や運動制御の安定性に貢献し、同時に呼吸機能も維持します。呼吸のポンプ機能により、横隔膜と腹壁の筋肉群は胸腔と腹腔に圧力をもたらし、脊柱の安定化に寄与します。特に、横隔膜の緊張により腹腔内圧が高まれば、腰椎の剛性が高まると報告されています。従って、横隔膜の役割を無視することなく、姿勢維持や呼吸機能の正常化が重要です。特にアスリートのパフォーマンス向上を考える際には、体幹トレーニングに横隔膜の役割を組み込むことが必要です。

腰痛患者の場合、最近の研究では、横隔膜が健常者に比べて薄く、呼吸のテンポも早いことが示されています。また、腰痛患者は吸気時に横隔膜の下降が小さく、活動域も制限される傾向があります。さらに、エコー検査では、腰痛患者の横隔膜が健常者に比べて薄く、四肢に対する負荷に対して十分なコントロールができていないことが示されています。

したがって、腰痛患者に対するアプローチでは、横隔膜の厚さや腹壁との協調性を回復させることが重要です。ただし、横隔膜の直接的なコントロールは難しいため、胸郭の形状変化に着目する必要があります。特に肋骨の内旋運動が重要であり、これによって横隔膜のドームの上昇と下降が制御されます。適切な姿勢や呼吸パターンの訓練を通じて、横隔膜の機能を改善し、腰痛の改善につなげることが重要です。

呼吸に対するアプローチ方法は、横隔膜の機能を正常化し、呼吸のポンプを構築することに焦点を当てる。これにより、体幹の安定性や腰痛患者の状態改善が期待される。以下はそのアプローチ方法の概要である。

  1. アンチパラドックス呼吸:

    • 胸郭と腹腔を同時に膨らませ、呼気時には同時に萎むようにする。
    • 吸気:吸う 1、呼気:吐く 3、止める 1のテンポでゆっくりとした呼吸を行う。
    • 仰臥位、座位、立位で実施可能。
  2. 肋骨内旋呼吸:

    • 仰臥位で、肋骨の外旋と内旋を意識する。
    • 呼気時に特に肋骨の内旋を促し、次の吸気に移る。
    • アンチパラドックス呼吸と同じ呼吸テンポを使用。

これらのエクササイズは、正常な呼吸パターンを促進し、横隔膜の機能を改善することに焦点を当てている。特に肋骨内旋呼吸では、胸郭と腹腔の間の適切な圧力の受け渡しを助けるために、肋骨の内旋能力を向上させることが重要である。これらのエクササイズは、横隔膜の位置と活動を意識的に調整し、呼吸のポンプ機能を最適化するのに役立つ。

 

上記のアプローチなどをジムの方でアプローチさせていただき、より一層お身体のお悩みが改善するように取り組んでいきます。

2024.02.17 腰部脊柱管狭窄症とは?整骨院での治療方法と予防法 錦糸町アクア鍼灸整骨院

こんにちは、錦糸町アクア鍼灸整骨院です!腰部脊柱管狭窄症についてご存知ですか?腰の痛みやしびれ、下肢の弱りなどを引き起こすこの症状は、日常生活に影響を与えることがあります。今回は、腰部脊柱管狭窄症について詳しくお伝えし、整骨院での治療方法や予防法についてもご紹介します。

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症は、腰椎の脊柱管が狭くなり、神経や脊髄が圧迫される状態を指します。この狭窄が進行すると、腰部や臀部から下肢にかけて痛みやしびれ、さらには筋力低下が生じることがあります。加齢や椎間板の変性、脊柱管の骨化などが主な原因とされています。

症状と影響

腰部脊柱管狭窄症の主な症状には、腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれ、長時間歩行後の足のしびれや弱り、または長時間座っていると腰や臀部に痛みが生じるなどがあります。これらの症状は、日常生活や仕事の遂行に支障をきたすことがあります。

整骨院での治療方法

当院では、腰部脊柱管狭窄症の治療に幅広く取り組んでいます。主な治療方法としては、以下のようなものがあります:

  1. 施術:関節の調整やストレッチによって、脊柱のバランスを整え、神経や脊髄の圧迫を軽減します。

  2. 運動療法:ストレッチやエクササイズを通じて、筋力や柔軟性を向上させ、適切な姿勢や身体のバランスを保つことができます。

予防法と日常生活への影響

腰部脊柱管狭窄症の予防には、適切な姿勢の保持や運動が重要です。また、ストレスや過度の負荷を避け、体重の管理にも気を配ることが大切です。定期的なストレッチやエクササイズ、そして定期的な整骨院での受診も、脊柱の健康をサポートするために役立ちます。

まとめ

腰部脊柱管狭窄症は、日常生活に影響を与えることがありますが、早期の治療と適切なケアを行うことで、症状の改善や進行の抑制が可能です。自身の身体の変化に敏感に気づき、専門家の助言を受けながら、健康な生活を送るために努めましょう。錦糸町アクア鍼灸整骨院では、皆さまの健康と快適な生活をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

2024.01.09 正月明けの腰痛 要注意!!

正月は年末年始のイベントや家族との集まり、大掃除などで忙しく過ごすことが多いですよね。

そのため、普段の生活リズムが乱れがちになり、運動不足や姿勢の悪化などが腰痛の原因となることがあります。

特に正月は食べ過ぎや飲み過ぎが起こりがちで、体重増加や消化器官への負担が増えることも腰痛を引き起こす一因となることがあります。

腰痛を予防するためには、以下のポイントに気をつけることが重要です。

  1. 適度な運動:正月明けも適度な運動を心がけましょう。

    散歩やストレッチ、軽いエクササイズなど、長時間座りっぱなしや同じ姿勢を続けないようにしましょう。

  2. 姿勢の改善:長時間の食事やゲーム、テレビ視聴などで姿勢を維持することが重要です。

    椅子の高さや背もたれの角度、デスクやテーブルの高さなどを調整し、正しい姿勢を保つように心がけましょう。

  3. 食事のバランス:食べ過ぎや飲み過ぎは体重増加や消化器官への負担を増やすことにつながります。バランスの取れた食事と適量の摂取を心がけましょう。

  4. 休息と睡眠:忙しい年末年始の後は、十分な休息と質の高い睡眠をとることが重要です。体をリラックスさせることで、筋肉の緊張を和らげることができます。

腰痛が続く場合や激しい痛みがある場合は、早めに当院に相談してください。正しい治療法や適切なアドバイスを提供させていただきます。

新年に健康的な生活習慣を心がけ、腰痛などの健康問題から身を守りましょう。

2023.07.11 反り腰の体への影響:痛みと美容上の問題

反り腰は、体の様々な部分に痛みや美容上の問題を引き起こす可能性があります。

具体的には以下のような影響が考えられます。

 

痛み: 反り腰による腰痛は、腰部の筋肉のバランスの崩れによって引き起こされます。

腹筋と背筋の筋肉バランスが乱れ、腰部に過度の負荷がかかり炎症や痛みを引き起こすことがあります。

また、腰椎の前方曲がりが増加することで、脊椎の椎間板や周囲の組織にも負担がかかり、痛みが生じることがあります。

股関節痛も反り腰の影響を受けることがあります。

反り腰によって太ももの前側の筋肉が硬くなり、内側にねじれて固まってしまうことがあります。

その結果、股関節の可動域が制限され、痛みを感じることがあります。

足の痛みも反り腰の一因となることがあります。

反り腰の方は、歩行時に足の負担が不均衡になる傾向があります。歩行の歪みや姿勢の変化によって、外反母趾、足底筋膜炎、ハンマートゥ、シンスプリントなどの足の痛みが生じることがあります。

妊娠後の反り腰は、産後の体型や腰痛にも影響を与えることがあります。

妊娠後期になると、お腹が前にせり出してくるため、大きなおなかを支える姿勢が反り腰になりやすくなります。

出産後の授乳や抱っこなどの姿勢が反り腰を定着させ、体型の戻りにくさや腰痛の持続などの問題を引き起こすことがあります。

 

美容面でも反り腰は悪影響を及ぼします。

背中が丸まり、お腹がポッコリと出て見えることがあります。

お尻が突き出し、出っ尻の状態になることもよく見られます。

お腹の筋力の低下や背中の筋肉の硬化により、お尻が垂れてしまうこともあります。

さらに、反り腰によって太ももの筋肉の使用が偏り、太ももが太く見えることもあります。

O脚やX脚の傾向も反り腰と関連しています。

 

これらの影響は個人によって異なる場合がありますが、早めのケアと専門家のアドバイスを受けることで、悪循環を断ち切り、健康で美しい体を維持することができます。

日常生活や姿勢の改善、適切なエクササイズやストレッチ、必要に応じた医療的な治療などが重要です。

また、適度な筋力トレーニングや体操、姿勢のサポート具の使用なども効果的な対策となります。

 

反り腰が持つ体への影響は多岐にわたりますが、自己ケアや適切な指導を受けることで改善や予防が可能です。

痛みや美容上の悪影響を軽減し、健康で快適な体を保つために、専門家のアドバイスを受けながら適切な対策を行いましょう。

2020.04.27 気をつけて!在宅ワークが長期化した未来に待っている体の不安 錦糸町アクア鍼灸整骨院

最近の事情により在宅ワークが増え、その影響で首、背中、腰の痛みを訴える患者さんが増えております。

墨田区錦糸町にあるアクア鍼灸整骨院では、最小限のスタッフが交代で勤務し

予約制により患者様同士の接触も最低限にするよう努めながら診療を継続しております。

完全に窓は解放しながら三密を防ぎつつ、アルコール消毒も徹底しております。当院の感染予防について

ご来院していただいた皆様に検温を実施しておりますので、ご協力をお願いいたします。

 

さて、冒頭でもお伝えした通り

現在、当院へは慣れない環境でデスクワークを強いられている方々から

体の不調をお聞きする機会が増えました。それもかなりの量です。

 

このようにデスクワークによる不調は何となく皆さんが想像つきやすい部分かと思います。

しかし、自宅での外出自粛による影響は、直近の不調だけに留まりません。

最近では1日の歩数がおよそ30%減少しており、厚生労働省が病気の予防として推奨する1日8000歩には程遠くなっていると言われています。

※スマホには歩数計も搭載されているものもありますので、確認してみてください。

 

今後、このような運動不足が続いた時に

私たちの体にどんな不具合が起きてしまうのかを解説させていただきます。

 

歩数の低下=運動不足→筋力低下→サルコペニア

 

サルコペニアとは??

 

「サルコペニア」とは、加齢による筋肉量や筋力の低下のことを言います。 

老化現象により筋量の進行的な低下、体力や機能を大幅に低下してしまいます。

具体的には、歩くスピードが遅くなる、握力が弱くなるなどといった症状が現れるようになります。     

「サルコペニア」は、環境の変化が誘因になることがあります。

例えば、病気をきっかけに入院をすることで、短期間の間に急激な経過で発症することがあります。

分類として

加齢によって起こる「一次性サルコペニア」

加齢以外で病気などで起こる「二次性サルコペニア」

という2つに分けられます。  

 

⓵症状

最初の説明の通り、筋肉の減少、筋力低下からおこる病気です。

これらが原因で日常生活にも支障が出やすくなります。

 

例えば

・階段の上り下りに支障が出て手すりが必要となる。

・歩くのが遅くなり、信号が渡れない。

・ペットボトルのふたが回せない。    

 

などがあげられます。

 

⓶検査・診断

サルコペニアの診断では、筋肉量の減少、筋力の低下、身体機能の低下の3つが重要になります。

その他にも、筋力がどの程度保てているか確認する為に握力や、身体機能低下を確認する為に歩行速度を測定します。

 

⓷食事と運動

まずは食事!!

筋肉はタンパク質をしっかり摂取することで産生するため、タンパク質の豊富な食事を心掛けることが重要です。

特に、肉や魚、乳製品をしっかりとることを推奨されています。

さらに、必要なエネルギー源として糖質摂取、骨粗鬆症を予防するためにもカルシウム、ビタミンDの摂取なども重要になります。

 

そして運動!!

筋肉に負荷を掛けるレジスタンス運動(抵抗運動)が有効です。

例えば

・椅子からの立ち上がり

・階段昇降

・ウォーキング 

 など継続するだけでも効果があります。

 

⓸最後に

サルコペニアは事前に、またはその現象が起こっていても防ぐことができます。

自宅でもYouTubeなどにより、動画を見ながら運動を楽しむのが容易になってきました。

 

しかしながらその人それぞれにあった運動処方はできません。

体に不調がある中では尚更です。

 

錦糸町にお住まい又は勤務されている方でしたら、体のケアの為に墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院をご利用する事もお勧めです。

 

墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院は国家資格を持った施術者が、保健所への届出をし衛生管理を徹底しており

東京都も、柔道整復師、鍼灸あん摩マッサージ指圧師が治療を行う医療施設は

「社会生活を維持するうえで必要な施設」

であるため、休止要請の対象外と認めていただいております。

 

 

↓ご質問等ある方はこちらから

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アクア鍼灸整骨院 錦糸町本院 

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2020.02.19 スポーツが原因で腰痛が起きる! 錦糸町駅徒歩5分アクア鍼灸整骨院

こんにちは!

アクア鍼灸整骨院 錦糸町院です(^ω^)

 

今年は暖冬ということもあり、例年より早めに運動開始される方が増えているようですね!

それに伴って(?!)、ランニングやジョギング・筋トレ後などに、腰痛を訴えて来院される方も増えました。

 

腰痛は、スポーツのジャンルを問わず発生する症状です。

鍛えているからといって、絶対に大丈夫!というわけではないんです。

 

腰痛にはいくつかの種類がありますが、

運動中に起こりやすいのは、筋肉自体が原因となって引き起こされる

『筋・筋膜性腰痛』です。

急激に体を動かし、腰まわりの筋肉に大きな負担がかかることで起こる腰痛です。

 

※慢性的な腰痛の場合は、日頃の運動不足・柔軟性不足や使い過ぎ(オーバーユース)による疲労が原因ともいわれています。

腰痛

 

筋・筋膜性腰痛は、

スポーツ中の無理な体勢によって、背筋に過剰な負担がかかる場合に発症すると言われています。

 

「ピッチング」「スイング」「ジャンプ」、

体幹の『過伸展』(背筋)、『屈曲』(腹筋)、『回旋』(腹斜筋)、

中腰の姿勢から腰に捻りを加えるなどのスポーツ全般の動作で発生します。

 

もし、スポーツ中に痛みを感じたら、第一に安静・第二にアイシングを行いましょう。

ただし、痛みが不安だからと長い日数で安静にしていると、筋力や柔軟性の低下にもつながるため、

強い疼痛が軽減したら、ストレッチや鍼治療などを行い、痛みが消失したら筋トレを行います。

 

※足のしびれや知覚障害などの神経症状がある場合には、病院での受診をオススメします。

 

このような筋・筋膜性腰痛の予防や対策には、

腰や腹筋の安定性を高めるために『インナーマッスル』の強化と股関節や肩甲骨周辺の柔軟性を高めるトレーニングが重要です!

 

腰なのに肩甲骨?と思われる方もいるかもしれませんが、

肩甲骨や胸周りの筋肉の柔軟性が低下し、伸びにくくなると、腰や背中の筋肉がその代わりに無理な動きをしようとしてしまいます。

その急激な動きが傷める原因に繫がります。

 

アクア鍼灸整骨院へも痛めたら早い段階で来院して頂き、

電気治療や鍼治療を行っていく方が、回復も早いです!

 

その後、お一人お一人にあわせたトレーニングメニューも組み合わせながら施術していくのでご安心ください★

 

スポーツしてるから…と気を抜かずに、

日頃のメンテナンスにも気を配っていけるといいですね(*^_^*)

 

 

ご質問等がありましたら、お気軽にお問い合わせください!

 

 

 

↓ご質問等ある方はこちらから

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