ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)とは?
・運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態になることをいい、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、立つ、歩くなどをいった機能が低下している状態のことをいいます。現代社会において、エレベーター、車などを使うことが多くなり足腰を使うことが少なくなってきており、高齢の方だけでなく全世代が注意する必要になってきています。
①原因
大きく分けて、「運動器自体の疾患」と「加齢による疾患と加齢による運動器機能不全」があります。
・運動器自体の疾患(筋など)
加齢に伴い、変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、脊柱管狭窄症、関節リウマチなどで痛み、関節可動域の制限、筋力低下、麻痺、骨折などによりバランス能力、体力、移動能力の低下をきたします。
・加齢による運動機能不全
加齢により、身体機能は衰えます。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の延長
バランス能力の低下などがあげられます。
「閉じこもり」などにより、運動不足になると筋力やバランス能力の低下などが起こり、転倒しやすくなります。
②ロコモチェック
・自らの運動機能低下に気づき、進行を予防する為に運動習慣をできるだけ早くスタートすることが大切です。
運動器衰えを7つの項目でチェックできる「ロコチェック」が紹介されています。
1.片脚立ちで靴下が履けない
2. 家の中でつまずいたりこけたりする
3・階段を昇るのに手すりが必要
4・家のやや重い仕事が困難
5・2㎏程度の買い物をし持ち帰るのが困難
6・15分続けて歩くことが出来ない
7・横断歩道を青信号で渡ることが出来ない
③予防するには??
ロコモティブシンドロームの予防には、毎日の運動習慣とバランスの良い食生活が必要となってきます。
「片脚立ち」や「スクワット」は自宅で簡単にできる運動としてオススメしています。
a.片脚立ちのやり方
転倒しないように、必ず掴まるものがある場所で行いましょう。
床に着かない程度に片脚を上げます。
これを一日3回、左右1分ずつ行います。
b.スクワットのやり方
肩幅より少し広めに足を広げて立ちます。
つま先は30度程度広げます。
膝がつま先より前へ出ないよう、膝が足の人差し指方向に向けてお尻を後方に引くように身体をしずめます。
※スクワットができない時は、椅子に腰かけ机に手をついて立ち座りの動作を繰り返しも効果あります。
・また、日常生活動作で階段を使う、一駅分歩いて通勤、買い物に行くなど運動要素を積極的にプラスすることも予防になります。
④最後に…..
ロコモティブシンドロームの予防には毎日少しずつ運動を続けることが大切です。
関節の痛み、違和感があればトレーニング内容等を変えてみましょう。
また、墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院では治療だけでなく運動指導等も行っています。
これらの症状にお困りでしたら、一度墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院にご来院ください。
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