◆来院者情報
30代女性・介護職。
主訴:ギックリ痛による歩行困難。
随伴症状:股関節痛。
◆発症の経緯
勤務先で大柄な利用者のケアを担当するようになり、ベッドから車いすへの移乗介助中にぎっくり腰に…
数日間、痛みを我慢しながら業務を続けていた結果、股関節にも痛みが波及。
日常生活に支障を来すレベルに達したため来院。
◆初診時の評価
・ 腰部:歩行時痛・左荷重時痛・前屈時痛・寝返り時痛・後屈時強い痛み
・ 股関節:歩行時痛・寝返り時痛
・ 股関節痛が強く、腰部の整形外科的テストが困難だったため、姿勢・筋緊張・圧痛を評価し、大腿筋膜張筋の過緊張が股関節痛の主因と判断。
◆施術内容
① 大腿筋膜張筋への鍼通電療法(10分)
→ 股関節痛は即時消失。
② 腰部評価
・ SLR陽性(下肢放散痛なし)
・ コンプレッション/ディストラクション/P4テスト陰性
・ ニュートンテスト陽性(仙腸関節)
・ 腰部起立筋に圧痛あり
→ 筋筋膜性腰痛と判断し、起立筋に鍼通電療法を10分実施。
→ 後屈時痛・歩行時痛・荷重時痛は消失。
③残存する前屈時痛に対して
椎間板性腰痛を疑い、椎間板由来の疼痛軽減テストを施行→有効。
その後、椎間板性腰痛への運動療法(5回程度)を行い、前屈時痛も消失。
◆考察と今後の方針
今回は筋筋膜性腰痛が主因であり、代償的に大腿筋膜張筋に過緊張が生じ、股関節痛を引き起こしたケースと判断します。
加えて、出産歴により**インナーユニット(腹横筋・多裂筋・骨盤底筋・横隔膜)**の機能低下が腰部への負荷を高めていたと推察されます。
今後は、鍼や徒手療法で疼痛をコントロールしつつ、インナーユニットの再教育EMS(エルビオ)および体幹トレーニングを通して、再発しにくい身体づくりを目指します。
◆再発防止を本気で考える方へ
このような
・ 介助中のぎっくり腰
・ 前屈・後屈での腰痛
・ 股関節との関連痛
でお悩みの方は、早期に適切な対処が重要です。
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