アクア辞典
TOP > アクア辞典
体はちょっとしたことで効果を感じられたり、改善できたりします。

2025.04.25 産後の腰痛と骨盤の関係について、正しく知る

「産後に腰が痛くなった」「ずっと腰が重だるい感じが抜けない」

——そんな悩みを抱える方は少なくありません。

 

とくに出産後は

「骨盤がズレたのかも」

「歪んでいる気がする」

といった“感覚的な異変”を訴える声が多く寄せられます

 

しかし、医学的には骨盤が大きく物理的にズレたり歪んだりすることはありません。

ではなぜ、「歪んだ感じ」「ズレている気がする」と感じてしまうのでしょうか?

 

その理由は、出産を機に骨盤周囲の安定性を担う筋肉(骨盤底筋群や腹横筋、多裂筋など)が損傷したり、機能低下を起こしたりすることで、骨盤全体の支持力が下がってしまうからです。

 

この支持力の低下により、身体はバランスを保つために無意識に他の筋肉に負担をかけるようになります。

その結果、日常的な動作(赤ちゃんの抱っこ、洗濯物干し、PC作業など)によって腰部に負担が集中し、慢性的な痛みや疲労感として現れてくるのです。


 

【腰痛改善のカギは「骨盤の安定性回復」】

 

当院では、産後の腰痛に対して

「骨盤を正す」

「歪みを取る」

といった表面的なアプローチではなく、骨盤の安定性を再構築するという視点で施術を行います。

 

そのために行うのが、

 ・機能低下している筋群の再評価と筋力トレーニング

 ・筋肉と関節の連動性を高める運動療法

 ・過負荷がかかっている筋部位の調整(徒手療法・物理療法)

 

といった、医学的根拠に基づいた段階的な施術計画です。

 

「なんとなくの整体」で一時的に楽になるだけではなく、

 ・なぜ腰痛が起こっているのか?

 ・どうすれば再発しないのか?

を明確にしたうえで、 患者様と二人三脚で再発防止までを見据えたサポートを行っています。


【実際によくある声と、当院での対応例】

 

 ・腰が抜けるような感覚がする → 腹圧がうまくかけられておらず、骨盤帯の安定感が低下している状態。まずはインナーユニットの活性化から着手します。

 ・赤ちゃんを抱っこするだけで腰がズキッとする → 姿勢保持筋が過緊張・過負荷の状態。筋緊張のリリースと体幹トレーニングを並行します。

 ・休む時間もなく、いつも腰が重い → 回復力の低下+局所的な慢性炎症の可能性あり。物理療法と生活指導の併用で調整を図ります。


 

【産後でも、“ラクに動ける身体”は取り戻せる】

 

腰痛は「忙しいから仕方ない」と諦めるものではありません。

痛みや違和感には必ず理由があり、正しい評価とケアによって、その状態は改善が可能です。

 

当院では、客を呼ぶための根拠のない“骨盤矯正”ではなく、 “腰痛でお悩みの方から多くの支持を頂いている整骨院”として、 根本的な機能改善とセルフケアの両立を目指したサポートを行っています。

腰に不安を抱えている方こそ、一度ご相談ください。

ご予約はこちらから


錦糸町駅から徒歩5分♪

20時まで受け付けているから仕事帰りにも通いやすい♪

錦糸町/押上/墨田区/亀戸/両国/ぎっくり腰/ギックリ腰/腰痛/姿勢改善/猫背/まき肩/反り腰/整体/骨盤整体/骨盤矯正

カテゴリ一覧

カレンダー

2025年4月
« 2月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

最近のブログ記事

月間アーカイブ