O脚は、股関節が「内旋」という状態になることで膝のお皿が内側を向き、両膝間にすきまができてしまう症状で、O脚とは逆に、重心が内側で両膝がくっついた状態になるとX脚と呼ばれます。
O脚やX脚は、歩き方や不良姿勢などの生活習慣や、長年の立ち方の癖による骨盤の歪みにあるといえます。
特に女性の場合、サイズが合わない靴やヒールなどを長時間履いていることで脚の構造をゆがめ、体の重心が変化してしまい、歩き方が脚に悪い影響を及ぼしていることも一因となっています。
特にハイヒールは、足の指に外反母趾を起こしたり偏平足になりやすいこともあり、結果としてO脚/X脚につながることもあります。
また靴の影響だけでなく、成長期に膝の痛みを引き起こすオスグッド・シュラッター病や、シンスプリントと呼ばれる足の慢性的な痛み、お尻のインナーマッスルである『深層外旋六筋』の機能不全により、太腿の骨が内側に向いてしまうことも、O脚やX脚の原因となります。
O脚やX脚を治したい場合、まず自分がどのタイプなのかということを見極めたうえで必要な処置を講じる必要がありますが、O脚やX脚は個人では判断が難しいことも多いです。
そのため我流でエクササイズをすることで、より強く筋肉が張ってしまい、逆効果となってしまうこともあります。
また、脚のラインへの影響を過小に考え、気にせずに放置することで、脚のみならず全身の筋力のバランスが崩れ、次第に症状を悪化させ、痛みを発症させることにもつながります。
O脚やX脚を治すには、足を組んだり片方に体重の負担がかかる座り方や立ち方、女の子座りなどを長時間にわたって続けたりしないこと、そして歩き方や姿勢など、日常の動作を改善することが重要です。
しかし長年の積み重ねによる癖は自分では気づきにくいものです。
どのようにすれば改善できるかという点については、我流ではなく専門家であるアクア整骨院にお気軽にご相談ください。
私たち墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院では、まずカウンセリングで全身の歪み、筋肉の柔軟性、関節の安定性を見させていただきます。そして、骨盤、股関節、足関節どの部分に原因があるのかをチェックします。
痛みがある場合は、鎮痛効果の高い電気治療器や鍼を使用して痛みの原因となっている炎症を鎮めていきます。
次に、柔軟性を必要とする部分を重点的に手技やストレッチボードやマシン、筋膜リリースを用いてゆっくりとほぐしていきます。
その後、安定性を必要とする関節、筋肉に対して自宅でも継続できる簡単なトレーニングの指導を行います。
墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院では、全身をチェックし少しずつ体を動かしていくことで、筋肉の機能を回復させ、最終的に全身のバランスを整えていくことで根本改善を目指します。