寝違えは、朝起きた時に首にこわばりや痛みがあり、いつも通りに起き上がれなくなります。
首の可動域が少なくなり、動かそうとすると激痛で動かせないなどの症状が表れます。
すぐに症状が治まるものから、腕や肩のだるさやしびれなどの症状が表れる場合もあり、数日痛みが続くものまで症状は様々です。
しかし、画像診断では変化がみられず、ハッキリとした原因は解明されていません。
長時間にわたって無理な体勢で寝ていると、首や肩・背中の筋肉と首の骨へ過度な負担がかかり、首の骨の関節(椎間関節)や関節を包む袋(関節包)、靱帯にも炎症がおこると考えられています。
痛みが出るという事は、何かしらの負担が身体にかかっている状態なので、その負担が蓄積され骨格や筋肉に影響を与えていることになります。
首周りの筋肉が軽度の肉離れや捻挫を起こしている状態となります。
睡眠中に無理な姿勢や首の位置なっていると、首の筋肉の一部が血行不良になり筋肉が固まりやすくなります。
筋肉に過度な負担がかかった状態で起床時に急に首を動かすことで、固まった筋肉を無理に引き延ばしてしまい寝違えが発生します。
寝返りが少ない・枕の高さが合っていない・空調が合っていないなど、睡眠時の環境の問題も多く言われています。
根本的なところでいうと、首や肩の筋肉の硬さ・骨格の歪み・ストレートネックなどの身体の状態が原因になっています。そこに枕などの環境が重なって発生するのです。
また、寝違えはいわゆる頸椎捻挫(首の捻挫)ですので、寝起き以外にも寝違えの症状は起こります。不意に首を傾けたり、振り向いたりなどでも発生することがあります。
特に日常でのパソコン作業やスマホ操作など同じ姿勢が続く事があったり、猫背などの不良姿勢も発生に大きく関わってきます。
つまり、首周りの筋肉の硬さや、骨格の歪みが改善しない原因となってきます。
そこの改善をしないと寝違えを繰り返したり、さらに悪化してしまい慢性的な肩こりや首のヘルニアに発展し、腕のしびれなどの症状が起こってしまいます。
猫背やパソコン作業時の姿勢、スマホ操作の姿勢など、どの部分に負担がかかっているかを理解して改善しないと、なかなか根本的な改善には繋がりません。
墨田区錦糸町アクア鍼灸整骨院では、まず動きの検査をして、頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症性神経根症・頸椎症性脊髄症・転移性脊髄腫瘍・脊髄腫瘍・強直性脊椎炎・関節リウマチなどの病気の可能性がないか確認し、項目に該当しないと判断した場合は施術させていただきます。
寝違えは首の筋肉のケガ・炎症となりますので、まずはアイシングで炎症を抑えていきます。その後鍼灸や電気療法で痛みを緩和します。
炎症が静まったら、マッサージやストレッチ・運動療法を行い、緊張して硬くなった筋肉や靭帯・関節をほぐしていきます。
この治療を数回続けることで、症状はなくなり施術終了となります。
しかし、長年積み重ねてきた間違った身体のバランスを戻すのは大変です。
墨田区錦糸町のアクア鍼灸整骨院では、再発しない身体つくりを目指しています。
正しいバランスを身体に覚えさせるということは、患者様にも意識してもらうことが大切です。
身体つくりをするために、一人一人に合わせたオーダーメイド施術をおこない、寝違えを繰り返さないようにサポートさせていただきます。