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2023.10.16 サッカーで多く起きる傷害(ケガ) 錦糸町アクア鍼灸整骨院

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足関節捻挫

足関節捻挫は、サッカーではもっとも起きやすい怪我

・走行時の方向転換

・ジャンプの着地

・スライディング

・キックの際の軸足

・相手とのボールの同時キック などで発生します。

多くは足関節を内側にひねって生じ、外側の靭帯である前距腓靭帯が損傷します。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病は、オーバーユース(使い過ぎ)によって小学校の高学年から中学生に特に多いスポーツ障害です。

筋肉が発達し、運動量が増える小学校高学年から中学生にかけての成長期に多く見られるオーバーユース障害(膝などの使いすぎによる疾患)のひとつで、膝を曲げると痛みを感じるようになり、ひどい場合には歩くことさえ困難になってしまいます。

なぜ痛みが生じるのかというと、膝を伸ばす動作は、大腿(太もも)の前面にある筋肉「大腿四頭筋」が収縮し、膝のお皿の下の骨「脛骨結節」を引っ張ることで起こります。しかし、成長期の子どもは、まだ軟骨の部分が多くて弱いため、筋肉が繰り返し骨を引っ張ることによって軟骨の一部が剥がれて、腫れや炎症を起こしてしまうのです。

シンスプリント

すねの骨の内側の痛みが主な症状で、運動と共に再発を繰り返します。

重症例では疲労骨折に至ることもあります。

過度な運動足のアーチの低下(扁平足)硬い地面でのスポーツ活動が主な要因と言われています。

サッカーにおいては切り返しの動作ストップ動作が多く足に非常に負担がかかってしまいます。

第5中足骨骨折

第5中足骨骨折は、基部または骨幹部で起こります。基部に起こる骨折は別名“下駄骨折”ともいわれ、昔下駄を履いたときに足を捻り発生しやすかったためこの名前がついています。

骨幹部に起こる骨折は、スポーツや長時間の歩行などの繰り返し起こるストレスが原因により発生することがあるため、別名“疲労骨折・ジョーンズ骨折”といわれます。頻度としては、骨幹部骨折よりも基部骨折の方が多いとされています。

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

サッカーなどのスポーツを中心に、鼠径部周辺に多様な原因で発生する痛みがあり、本当の原因を特定しにくいため鼠径部痛症候群=グロインペイン症候群と言われてきました。

恥骨疲労骨折・恥骨骨炎・恥骨結合炎や恥骨下枝疲労骨折は『グロインペイン症候群(groin pain syndorome)』の中の一つ

グロインペイン症候群になってしまう原因は

  • 筋力低下
  • 筋肉や関節の柔軟性低下
  • 体幹と下肢の協調性の不足
  • ケガの後遺症による身体の使い方

と考えられています。

肉離れ

肉離れとは、急な動作などによって筋膜や筋線維が損傷、断裂してしまう病態です。
発症時には激痛を伴い、運動を続けることはできなくなります。断裂した「プチッ」という音が聞こえたり、皮膚の上から損傷・断裂部の小さなへこみが観察されることもあります。
部位別では、太ももの裏(ハムストリングス)、太ももの前面、太ももの内側、ふくらはぎなどで好発します。

発症するタイミングはスポーツ中や肉体労働中が多くなりますが、筋肉が疲れていたり、筋力が低下している場合には、発症のリスクが高くなります。
また、準備運動の不足も、リスク要因の1つです。

腰椎分離症

10代の活発にスポーツを行っている成長期のこどもに生じる腰の背骨の疲労骨折です。

高校生以下で2週間以上続く腰痛を訴えて受診した患者さんの約40%が腰椎分離症であったとの報告もあります。

発生率は,一般成人で約6%程度といわれています。しかし、アスリートにおいては,約30%とスポーツを行うことで,発症率が上昇することが報告されています。

野球(ボールを打つ時)、サッカー(ボールを蹴る時)、バレーボール(サーブ、アタックの時)などの腰をひねったり、反ったりするスポーツに多く発症します。

お悩みのお子様がいたらまずはアクアへ気軽にご相談ください。

2023.10.16 ケガの応急対策:RICE処置を使って早期回復を目指そう 錦糸町アクア鍼灸整骨院

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ケガをしたときにRICE処置(Rest, Ice, Compression, Elevation)を実施することは、急性ケガに対する効果的なアプローチです。

このアプローチは、ケガを最小限にとどめ、回復までの時間を短縮するのに役立ちます。

特に「アイス(Ice)」と「圧迫(Compression)」は、忘れてはならない重要なステップです。

アイス(Ice)の効果

急性ケガを受けた際、アイシングは痛みの軽減と炎症の抑制に効果的です。氷を直接肌に当てず、タオルや布で包んでからケガをした部位に適用することがポイントです。

これにより、怪我をさらに悪化させるのを防ぎつつ、痛みの緩和を図ることができます。

氷は、サッカーの練習や試合中に急なケガに対応するために常に持っておくべきアイテムです。夏場には熱中症の予防にも役立つでしょう。

圧迫(Compression)の重要性

圧迫は、腫れや炎症の制御に役立ちます。包帯や圧迫バンドを使って、ケガを受けた部位をしっかりと固定しましょう。

これにより、血流が適切に制御され、炎症が広がるのを防ぐことができます。

 

アイシングの基本は、氷をケガを受けた部位に15分間ほど適用し、その後休憩を取ります。

このプロセスを数回繰り返すことが大切です。また、RICE処置はケガを受けてから48~72時間続けるべきです。

ケガを予防することはもちろん重要ですが、急なケガに対処する知識も持っておくことは安心感を提供します。

特にアイスと圧迫は、応急処置の基本であり、効果的な方法です。

 

Rest(安静)

安静はケガを悪化させないために非常に重要です。ケガをした部位を動かさないようにし、負担を軽減します。

たとえば、足首を捻挫した場合、その足を使わずに歩行を避けるなど、安静に保つことが必要です。この段階で無理に運動や活動を再開しないようにしましょう。

Elevation(挙上)

ケガをした部位を心臓よりも高い位置に挙げることは、腫れや炎症をコントロールするのに役立ちます。

例えば、足首を捻挫した場合、その足を枕やクッションで支え、心臓よりも高い位置に保ちましょう。これにより、体液の滞留や腫れを減少させ、回復を助けることができます。

 

ケガをした後は、これらの要素を組み合わせてRICE処置を実施し、早期回復を目指しましょう。

急性ケガに対するRICE処置は、ケガの程度や種類によって異なることがあります。

安全第一の原則を守り、適切なケアを提供して、急性ケガからの回復をサポートしましょう。

2023.10.12 足関節捻挫の治療とリハビリテーション 錦糸町アクア鍼灸整骨院

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足関節捻挫の治療とリハビリテーションについて、詳細な情報を提供します。

受傷原因

足関節捻挫は、足関節が内反方向に過度にひねられることによって発生します。足関節の外側に位置する前距腓靭帯、踵腓靭帯、腓骨筋、二分靭帯などの外側の靭帯や軟部組織が過度のストレスに耐え切れずに損傷します。足関節捻挫の主な原因は、サッカーやバレーボール、バスケットボールなどのスポーツでの急激な動きや他の選手との接触です。一度足関節捻挫を経験すると、足関節の可動性が低下し、周囲の筋力やバランス能力も低下しやすく、再捻挫のリスクが高まります。

診断

足関節捻挫の診断には、症状の評価、痛みの評価、受傷時の状況、スポーツ活動に関する情報などが使用されます。さらに、関節の不安定性の評価、骨折や靭帯の損傷の有無を確認するために、各種ストレステスト、X線、MRI、エコーなどの画像検査が行われます。重症度は通常以下のように分類されます:

  • Ⅰ度(軽度):前距腓靭帯の部分損傷
  • Ⅱ度(中等度):前距腓靭帯の完全損傷
  • Ⅲ度(重度):前距腓靭帯と踵腓靭帯の完全損傷

治療

足関節捻挫の治療は、受傷後のさまざまな段階にわたります。

急性期(受傷後数日)

急性期では腫れの軽減が主要な目標です。これを達成するためにPRICE処置(Protect、Rest、Icing、Compression、Elevation)が行われます。

  • Protect(保護): 患部を固定して再度の捻挫や負荷を軽減します。これはギプスや装具によって行われることがあります。

  • Rest(休養): 激しい運動を避け、血流が増加して腫れが悪化するのを防ぎます。急性期の最初の数日間は激しい活動を避けるべきです。

  • Icing(冷却): 冷却により血流を減少させ、腫れを軽減します。

  • Compression(圧迫): 適度な圧迫を加えることで腫れを軽減します。包帯などが使用されます。

  • Elevation(挙上): 患部が心臓よりも高い位置にあると、腫れが減少しやすいため、患部を挙上することが重要です。

また、マイクロカレント療法(MC)などの治療法が使用され、受傷後の組織修復を促進します。

回復期

回復期では、足関節の正常な運動、筋力、可動域の回復が主要な焦点です。多くの患者は痛みが消失した段階で、足関節の機能不全を無視して競技に戻ることがあります。しかし、この段階での機能不全は再捻挫のリスクを高め、慢性的な足関節不安定性につながる可能性があるため、適切なリハビリテーションが必要です。

リハビリテーションには次の要素が含まれます:

  • 関節可動域の運動
  • バランス能力と筋協調性の向上
  • 不良動作の改善
  • 競技動作のトレーニング

早期にスポーツ競技に復帰するためのポイント

  • 急性期の適切なPRICE処置が重要
  • 足関節可動域制限を最小限に抑える
  • 足関節周囲の筋力を早期に回復させる

足関節捻挫を受傷した後、または後遺症に悩む場合は、専門医に早めに相談することが大切です。この怪我は軽視せず、適切な治療とリハビリテーションを受けることが再発を予防し、将来的な合併症を防ぐ鍵となります。

 

2023.10.05 10/5 空き状況

こんにちは!
アクア鍼灸整骨院です。

今朝も涼しかったですが、
日が沈んできてすっかり秋模様ですね
気温差で体調管理も難しくなりますのでお気を付けください。

◆本日の空き情報◆
根本治療・距骨調整
・17:30~

ご案内可能です!

その他のお時間は、お電話にてお問い合わせください。

ご来院お待ちしております!

2023.10.04 10/4の空き状況

おはようございます★
アクア鍼灸整骨院/AQUA PLUS です。

雨で涼しい朝ですね。
冷えも強く感じますので、足元温めてお過ごしください!

◆本日の空き情報◆
根本改善、はりきゅう治療、距骨調整
・10:00~
・12:00~
・13:00~
・14:00~

ご案内可能です!

ご来院お待ちしております!

2023.08.18 夏季に増加する腰痛:冷房と運動不足の影響、対策方法             錦糸町アクア鍼灸整骨院

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腰痛は、通常寒い時期に悪化すると考えられていますが、実際には夏でも腰痛が増加する季節です。

夏に腰痛が増える理由には、冷房による体の冷えや冷たい食べ物の影響が含まれます。

冷えによる腰痛は、対策を取ることで緩和することが可能です。

以下に夏に腰痛が増える理由と対策方法について解説します。

 

夏に腰痛が増える理由:

  1. 冷房による冷え: 夏の冷房は体を冷やすため、血行不良が引き起こされやすくなります。冷房によって筋肉や血管が収縮し、体全体の血流が低下します。

    この結果、体内の重要な臓器への血液供給が優先されるため、腰部への血流が減少し、筋肉の硬直が引き起こり腰痛が生じます。また、室内外の温度差が自律神経の乱れをもたらし、腰痛の原因にもなります。

  2. 冷たい食べ物と飲み物: 夏には食欲が低下し、冷たい食べ物や飲み物が好まれます。しかし、これらを過剰に摂取すると腎臓の機能が低下し、泌尿器系の機能も悪化します。このため、腰痛の原因となることがあります。

  3. 運動不足: 夏の高温により、体力を消耗したくないという理由から運動を控えることがあります。しかし、運動不足は筋肉量の減少を招き、体温の調節能力や血流が低下することで腰痛を引き起こす可能性があります。

 

夏の冷えによる腰痛対策3選:

  1. 適切な服装: 冷房の効いた場所に出る際は、体温調節ができる服装を選びましょう。カーディガンやショールなどの軽い防寒具を用意し、足元も保温するためにレッグウォーマーや足首までの長めの靴下を着用します。

  2. 湯船に入る: 夏でも湯船にゆっくりつかることで体温を上げ、血行を改善できます。ぬるめのお湯を使用し、入浴剤を使うことで血流が促進される効果があります。毎日つかるのが難しい場合でも、週に2~3回の入浴を心掛けましょう。

  3. 専門家の施術: 自己ケアが効果がない場合、整骨院など専門家に相談し、適切な施術を受けることを検討しましょう。特に骨盤の歪みや筋肉の緊張を整えることで、腰痛の改善が期待できます。

 

まとめ:

夏の腰痛は冷房や冷たい食べ物、運動不足などが原因となりますが、適切な対策を取ることで軽減することができます。

体温調節に注意し、適度な運動とバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

また、自己ケアが効果がない場合は専門家の助言を得ることで、腰痛の改善に向けた適切な施策を講じることができます。